近年、クロック周波数が数百MHzからGHz帯になっています。当然、デジタル特有の高周波のレベルも高くなっているために、事後対策だけでは、コストがかかり、このコスト競争の激しいエレクトロニクスの業界で、勝ち抜くことは難しくなっています。
そこで今回ご講演いただく株式会社マロウ様では、『高周波発生の根本原因は、基板とそのパターンにある』との確信から、波形解析シミュレータ【SIGAL】[富士通株式会社製]と電磁波解析シミュレータ【ACCUFIELD】[富士通株式会社製]を導入されました。これらのコンピュータシミュレータを使って、’どのように問題を解決しているか’という実例をご紹介いただきます。 また、情報技術試験場では、平成11年度から13年度にかけて実施しました中小企業庁技術開発産学官連携促進事業の成果の一部として、【ACCUFIELD】を利用した「電子機器筐体」の電磁波解析事例をご紹介いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。
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