■受講のおすすめ
かつて、といってもわずか数年前まで、PCのインターフェースはパラレル通信が主流でした。ところが「シリアル通信は低速」との定説はすっかり覆され、高速化が劇的に進んだ昨今の規格に
は、シリアルを意味するSのイニシャルを含む名称が数多く見られます。
これら高速シリアル・インターフェースの代表的なものに、USB、Ethernet、PCI-Express、SATA等があります。このような規格に準じた製品開発を行うにあたり、その評価のために高速のデジタル・オシロスコープは必須の計測器となりました。
特にシリアル・インターフェースを介したデータの送受信において発生する信号の時間的なずれ、即ちジッタは大きな問題です。そのジッタの要因を突き止め、定量的に解析することは、シリアル・インターフェースの開発において大変重要な測定項目です。
本講習会では、一昨年度、情報技術部門に導入された高速デジタル・オシロスコープを用いて、これらシリアル・インターフェースを解析する最新手法を学んでいただきます。
■講演項目
・古典的なジッタ評価
・周波数軸のおけるジッタ評価
・位相ジッタ評価
・シリアル・インターフェースのジッタ評価
・アイ・パターン評価
・ジッタ成分の分離
・最新規格の動向
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